Vocabulary Treeの作り方 その2

Vocabulary Treeの作り方 その2

前回は、Vocabulary Treeを作る手順を、大まかに説明しました。

今回は、実際に「THE E-MYTH REVISITED(MICHAEL E.GERBER著)」からVocabulary Treeを作ってみましょう。

 

まず、前回のメールでお話した手順で準備を進めます。

A4の紙を用意して、単語力を増やす分野を決めます。
 

う〜ん、これを読んでいるあなたは、どんな分野の単語を勉強したいかな?

決めました!それでは、「マーケティング」で行きましょう!
 

分野が決まったら、「THE E-MYTH REVISITED」のContents List(目次)を見て、この分野が学習できそうなチャプターを探しましょう。
 

第1章から、ず〜っと、見ていきまして...。

ありました!第17章に

「Your Marketing Strategy」

という題名を見つけました。

この題名なら、マーケティングに関連する単語が、たくさん見つかるはずです。
 

次は、「マーケティング」に関連するグループを3つ考えます。

えーと、マーケティングマーケティング....。

そう!マーケティングといえば、まずはお客さま。『顧客』ですね。

次に、この章の題名にもある『戦略』、そして3つ目として『ツール』を設定しました。

これに「その他」を加え、4グループにしました。

 

チャプターとグループが決まったので、早速、A4の紙にマインド・マップを描く準備をします。

 

さて、ここまで書けたら、洋書は一端置いておき、あなたの頭の中にあるマーケティング用語を書き出しましょう。日本語でOKです。書いたら辞書をひいて、単語も書きましょう。

私が書き出した用語は次のとおりです。

 

『顧客』グループ

・コミュニケーション(Communication) ・利益(Benefit)

・ターゲット(Target) ・満足(satisfaction) ・顧客リスト(client list)
 

『戦略』グループ

・低予算(Low cost) ・プランニング(Planning) ・テクニック(Technique)

・USP(USP) ・価格(Price)
 

『ツール』グループ

・小冊子(booklet) ・口コミ(word of mouth) ・広告(Advertising)

・新聞(Newspaper) ・お客様の声(Testimonials)
 

『その他』グループ

・感情(Emotion) ・約束(Promise)

・誠実(Honesty)・ロイヤルティー(Loyalty)

 

なかなか思い浮かばない方は、その分野の日本語の本を参考にすると簡単です!

実は、私も神田昌典さんの本を参考にしながら考えました(笑)
 

上記を書き込んだのが、次の図です。

前回も書きましたが、知っていた単語と、始めて知った単語は色を変えておくと、後から見たときに復習がし易くなります。

 

今回はここまでです。

あなたも是非、自分の勉強したい分野の洋書を購入して、Vocabulary Treeにトライしてみてくださいね。次回は、「THE E-MYTH REVISITED」の第17章から、実際に単語を拾ってみます。
お楽しみに。
 

※「THE E-MYTH REVISITED」日本語版:「はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 世界文化社