洋書をスーパーリーディングしてみましょう
洋書のスーパーリーディング
まずは、あなたの選んだ洋書の初めから終わりまでを、指を使いながらスーパーリーディングしてみましょう。
日本語の本と違い、洋書は横書きですから、スーパーリーディングはページの上中央から真下へ、すぅーっと人差し指を降ろしていきます。
事前に決めておいた目的を、もう一度頭に入れてから、スーパーリーディングを始めましょう。途中、「何か気になる」「重要そうだな」と感じる部分では、ディッピングに切り替えます。
洋書のディッピングは、指が水平に動いていきます。
日本語の本と同じように、各章のタイトルや、見出し、太文字、箇条書き、罫線に囲まれた部分などもディッピングしていきましょう。
スーパーリーディングでも、ディッピングでも、止まらず、最後まで行います。わからない単語が出てきても問題ありません。見るだけでいいのです。
終わったら、読んだ内容を考えてみましょう。
大切なことは、『推測』することです。
このニュースレターの第1回目を覚えていますか?
わからない単語は推測する、というお話をしました。
ここでも同様に、スーパーリーディングで得た情報を元に、ゲームのつもりで大胆に推測してみましょう。
ここでは、あまり具体的に洋書の内容を考える必要はありません。その洋書にfamiliar、つまり親しみを感じることができれば、あとの行程がスムーズになります。
洋書の具体的な内容については、次回以降、スキタリングやラピッドリーディングを使って少しずつ理解していましょう。それではまた次回、お会いしましょう。