読む前に、洋書のアウトラインを把握する

「準備をしよう」

☆読む前に、洋書のアウトラインを把握する
前回のメールでは、単語力が無くても洋書は読める、また、わからない単語は意味を予想して読み進める、というお話をしました。

 

さて、今回は洋書を手に取り、読み始めるのですが、ページを開いて洋書を読み始める前に、やって頂きたいことがあります。本の「アウトラインを把握する」ことです。

 

日本語の本でも同じですが、読もうとする本が何について書かれているのかを把握すると読みやすくなります。まずは、「この本はなんについて書かれているのか」を把握しましょう。

 

本の表紙や裏表紙、また帯や目次には、わかりやすく本の主題や、著者の考えが書かれているものです。

 

また、特にノン・フィクションの洋書に多いのですが、本の巻末には、インデックスやサマリーが書かれています。

 

ここは、洋書のアウトラインを把握する上で、とても役立ちます。パラパラとページをめくって見てみましょう。

 

☆マインド・マップを使うと準備はカンタン

次に、これらの情報をマインド・マップにしてみましょう。

まず、A4くらいの用紙の中央に、本の題名、もしくは、あなたが考える、本のイメージを書きます。文字でも絵でも構いません。

 

その周りに、気になる単語や名称を書いていきます。意味がわからなくても大丈夫。

自分の感覚を大事にして、「これは」と思う単語を拾っていきましょう。

 

もしも拾った単語に、意味がわかるものが多くあれば、大きなカテゴリーをつけて分類しながら、マインド・マップを作ると良いでしょう。

 

最後に、洋書のために作るマインド・マップの、ちょっとしたコツをお教えします。

 

そのコツとは、意味のわかる単語(既知の単語)と、わからない単語(新出の単語)の色を変えることです。

 

例えば、意味のわかる単語は黒、新出の単語は赤、と色を決めておきます。そうすれば、あとで単語の意味を調べる場合にとても便利です。

 

何冊もこの作業をしているうちに、自分の単語レベルが上がっていることにも気が付くでしょう。
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